SPAM Act(迷惑メール対策法案)の効果

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SPAM Act(迷惑メール対策法案)の効果
Christine Barry

2017年01月11日

Intronisのブログをフォローしている方は、先週のこの記事をご覧になったことでしょう。

Tech Time Warp:Spam Act was signed(テクノロジのタイムワープ:迷惑メール対策法案の通過)

1つ言えるのは、SPAM Act(迷惑メール対策法案)には効果がある、ということです。この法案は、2016年12月16日で成立13周年を迎えます。施行から数週間経った2004年1月、オプトアウトしたユーザに未承認メールを送信する行為は制限されました。

この記事は、SPAM Actに関する情報、メールやモノのインターネットとの類似点を解説しています。全文はこちらをご覧ください。

知っていますか?
メールマーケティングは、ブラックフライデーで発生する取引の4分の1を占める最大のマーケティングチャネル

Custora E-Commerce Pulse

5月にロサンゼルス郡で発生したフィッシング攻撃が今週になって開示された件など、メール攻撃に関する報道を目にすると、スパムの取り締まり法案の効果に疑問を感じてしまうのではないでしょうか。犯罪者はスパムメールを送信し続けていますし、そこから収益を得ていますし、逮捕もされていません。また、受信ボックスを一杯にしているのは、犯罪者が送りつけてくるゴミメールだけではありません。お客様からの連絡やアナリティクスデータなど、ビジネスで重要なデータもメールで送信されているのです。

では、SPAM Actは何をもたらしたのでしょうか。

SPAM Actの正式名称は、2003年CAN-SPAM Actです。その後、何度か改訂が行われ、大衆を保護する法規制としてよく知られるようになりました。FTCは この法規制を次のように定義しています

「CAN-SPAM Actは、営利目的のメッセージが満たすべき要件を規定し、メール送信を停止する権利をユーザに与え、違反には厳しい罰則を科しています。」

対策としてよく使用されるのは、メール配信の「オプトイン」を提示する方法です。「配信解除」リンクをメッセージの最後に追加することで、メールが宣伝であることを明示します。また、メールヘッダの精度要件や、マーケティングメールを代理で送信するサードパーティ会社の行為も規定されています。つまり、マーケティングニュースレターの「オプトアウト」機能など、非常に基本的な内容がCAN-SPAM Actで規定されています。

完璧な法律というものは存在しません。CAN-SPAM Actではメール送信は禁止されていなかったので、多くの人や支持団体が「の施行によって大量のマーケティングメールが送信されるのではないか」という懸念を示しました。実際、メールによるマーケティングは増加しており、多くの企業が割引や優待のお知らせを送信しています。メールアナリティクスの進歩に伴い、企業は顧客ターゲティングに役立つ質の高い情報を豊富に入手できるようになりました。このように、マーケティングを適切に行おうとする企業にとって、メールマーケティングは大きな収益をもたらします。

一般的に「スパム」とみなされるものが、すべて悪だというわけではない点を理解することが重要です。SPAM Actでは、製品やサービスのマーケティング目的に使用されるメールをスパムと定義付けています。たとえばフィッシングは、SPAM Actで当初想定していた取り締まり対象ではありません。SPAM Actは、次を犯罪行為とします

・ハイジャックしたコンピュータを使って複数のスパムメールを送信

・偽った身分を使用し、インターネットプロトコルアドレスを使って複数のメールを送信

・他のコンピュータを経由することでメールの送信元を偽装

・ヘッダに虚偽の情報を仕込んだメールを複数送信

・虚偽のアカウント登録情報を使って取得した複数のメールアカウントで複数のメールを配信

最初のスパムメッセージだといわれる1864年の電報

メールマーケティングを行う企業はSpam Actをはじめとする法規制の規定をよく把握しておく必要があります。メールマーケティングを規制する法律はCAN-SPAM Actだけではありませんし、このブログ記事で解説している内容はほんの一部です。幸運にも、定評あるメールマーケティングサービスは多数提供されているので、適切なサービスを使用すれば法規制に抵触することはないでしょう。このようなサービスでは、サブスクライバを検証し、「配信停止」リンクを自動挿入して、法規制に違反している可能性の高いメッセージを判別します。

メールと合法的なメールマーケティングは、当分の間はなくならないでしょう。したがって、メールを受信したときに不審なメールを特定し、排除できる機能をユーザに提供することがますます重要になっています。

上記に関する詳しい内容と、バラクーダネットワークスのソリューションについては以下をご覧ください。

メール - 最大の脅威ベクタ

セキュリティテクノロジとユーザ意識のギャップを埋める

Barracuda Essentials for Email Security

Barracuda Email Security Gateway


本内容はBarracuda Product Blog 2016年12月21日 How the SPAM Act still protects you を翻訳したものです。


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