霧島酒造株式会社～Barracuda Load Balancer ADC 導入事例

ブランドイメージと価格優位性で導入を即決

霧島酒造様が現在、運用するWebサーバは、コーポレートサイトと通販サイトがある。通販サイトは兼ねてから運用をしていたが、ファイアウォールやIDS、通信回線などオーバースペック気味で、そのために月額料金もかさみ、費用対効果に見合わないシステムであったため、リプレースの検討を開始した。あわせてコーポーレートサイトのサーバ老朽化に伴うリプレースを行うことになり、両サービスのWebサーバの負荷分散として、Barracuda Load Balancer ADCの検討を開始することになった。

会社名：霧島酒造株式会社
設立：1916年5月
資本金：2,289万円
事業内容
●本格焼酎製造および販売
●地ビール製造および販売（レストラン事業）

ブランドイメージと価格の優位性

宮崎に本社を構える同社だが、毎年5月に東京で開催される展示会には必ず足を運び、常に最新のIT動向や製品に関する情報収集を欠かさないようにしている。その中で、バラクーダネットワークスのブースにも必ず立ち寄り、製品の機能競争力の高さや、その価格の優位性については理解していた。今回のWebサーバのリプレースにあたり、以前より取引のある販売代理店と相談した結果、Barracuda Load Balancer ADCの製品を選定することになった。代理店からは他社のロードバランサの紹介もあったものの、バラクーダネットワークス製品のブランドイメージと、他社製品と比べ物にならない圧倒的な価格優位性から、Barracuda Load Balancer ADCの導入はほぼ即決に近かった。

セットアップは半日あれば充分

2012年7月、Webサーバのリプレース構築作業を開始した。システム全体のリプレースには1週間ほど要したものの、「Barracuda Load Balancer ADCのセットアップは覚えていないぐらい、あっさりと終わってしまいました。確か半日もかからなかったように思います」と霧島酒造株式会社管理本部システム管理課係長堀之内茂幸氏は語る。わかりやすい管理GUI で、マニュアルや説明書がなくても、直感的に操作が可能なため、「ロードバランサというと、構築が難しいイメージがありますが、こんなにセットアップが簡単なロードバランサははじめてです」と堀之内氏は語る。

リモートサポートで手間いらず

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霧島酒造株式会社管理本部システム管理課係長堀之内茂幸氏

リプレース後、同社が運用をはじめて一番驚いたのは、Barracuda Load Balancer ADCが手間がかからないことだった。特にBarracduda Load Balancer ADCを通過したトラフィックに関するトラブルシュートが必要な場合、従来のロードバランサ製品であれば、あらかじめユーザがログの収集やパケットキャプチャの取得などが必要であるが、Barracuda Load Balancer ADCの場合、何か問題が生じた場合でも、サポートトンネル接続さえ確立してしまえば、バラクーダネットワークスのテクニカルサポートがリモートで調査することができる。「弊社が負荷分散しているWeb サーバには、通販サイトもあるので、トラフィックに問題が生じた場合は、緊急の対応を問われます。その点、Barracuda Load Balancer ADCは、サポートトンネル接続さえ確立すれば、バラクーダネットワークスのテクニカルサポートで即時にトラブルシューティングを行ってくれるので、迅速な対応ができて助かっています」と堀之内氏は語る。