[Barracuda Backup] アウトバウンド通信要件変更のお知らせ
※最終更新日:2025年11月14日
Barracuda Backupをご利用のお客様へ、
弊社ではBBSのクラウド基盤の拡張・安定性向上のため、近日中に通信要件の一部変更を伴うサーバの移行を実施致します。
下記通信要件の変更点、および変更により発生するおそれのある機能影響をお知らせ致します。
移行は猶予期間を経て実施され、2025年12月末に完了する予定となっております。
お客様ネットワークのファイアウォール等でBBSからのアウトバウンド接続先IPアドレスが制限されている場合、ネットワーク側での設定変更が必要となります。
直近でのご案内となり誠に恐縮ですが、ご確認・ご対応くださいますようお願い申し上げます。
1.変更点
BBSが必要とするポート番号5120-5129(TCP/UDP),80,443(TCP)のアウトバウンド通信の接続先は、猶予期間を経て、固定IPアドレスから完全修飾ドメイン名(FQDN)へと変更されます。
ファイアウォール等の上位ネットワーク機器でBBSからのアウトバウンド接続先IPアドレスを制限されている場合、2025年12月22日までに現行の宛先IPアドレスに加え、FQDN(新規宛先)への接続を許可してください。
| 接続元 | ポート番号 | 許可が必要な宛先IPアドレス・FQDN |
| BBSのIPアドレス | 5120-5129(TCP/UDP) 80, 443(TCP) | IPアドレス(現行の宛先・廃止予定) ・20.89.56.205 ・20.89.56.239 ・20.89.57.14 ・20.89.57.62 FQDN(新規宛先) |
留意事項:
ファイアウォール等の上位ネットワーク機器がFQDN指定での許可ルール・ポリシー設定をサポートしていない場合、宛先IPアドレスは”ANY”で許可してください。また、許可ルール・ポリシーについてはSSLインスペクション・ディープパケットインスペクション・アプリケーション検知を適用しないで下さい。
弊社ではBBSの利用上必要となるアウトバウンド接続について、ポート番号のみで制限し、宛先IPアドレスは”ANY”で許可することを常に推奨しております。
以下オンラインマニュアルも合わせてご参照ください。
ファイアウォールの設定 – Barracuda Backup – バラクーダネットワークスジャパン・オンラインマニュアル
2.機能影響
2026年1月1日以降に上記FQDN(新規宛先)への接続ができない場合、以下の機能影響が発生するおそれがあります。
[クラウド管理画面での操作制限]
・バックアップ設定(バックアップソース・スケジュール等)の変更ができない
・バックアップソースに対する接続テストに失敗する
・手動でのバックアップジョブの実行ができない
※既に設定済みのバックアップジョブは実行されます
・クラウド管理画面からのリストアが実行できない
※ローカルUIからのリストアは実行可能です
・トラブルシュートの為のサポートトンネル接続に失敗する
※ローカルUI・コンソール画面からのサポートトンネル接続は可能です
[オフラインアラートの発生]
・ダッシュボード画面上にオフライン警告が表示される
・オフラインアラートメールが通知先に送信される
設定済のバックアップジョブのスケジュール実行、およびデータレプリケーションについては影響を受けません。
3.ネットワーク設定変更後の接続性確認について
ファイアウォール等の上位ネットワーク機器でFQDN(新規宛先)への接続許可ルール・ポリシーを追加された場合、お手数ですが「サポートトンネル接続」を実施の上、弊社テクニカルサポート窓口にメールもしくはお電話にて接続性確認をご依頼ください。
「サポートトンネル接続」の手順については、以下日本語マニュアルをご確認ください。
サポートトンネル接続 – Barracuda Backup – バラクーダネットワークスジャパン・オンラインマニュアル
依頼先:バラクーダネットワークスジャパン テクニカルサポート窓口
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Email: jsupport@barracuda.com
電話番号: 050-1791-0530
対応時間:平日9:00~17:00
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