APAC(アジア太平洋地域)に関する調査: 企業がリモートワークプレースでセキュリティの問題をどのように克服しているか
トピック: Barracuda CloudGen WAN、コロナウィルス(COVID-19)、SD-WAN(Software Defined Wide Area Network)、スピアフィッシング
2020年9月22日、James Forbes May
APACおよび世界全体で、企業は大規模なリモートワークによる新しい現実に急速に適応せざるを得なくなっています。現在、分散している従業員と新しいビジネスモデルの急速な進展を支援するための新しい役割を担うDX(デジタルトランスフォーメーション)によって、セキュリティに重大な影響が生じています。
バラクーダは、コロナウィルス(COVID-19)パンデミックによる業務の今後の傾向と企業が直面するセキュリティの問題を分析するために、ANZ(オーストラリアとニュージーランド)、シンガポール、香港、およびインドの1,055人のIT意思決定者を対象に調査を実施することを独立系調査会社であるCensuswideに委託しました。また、新しい市場レポートである「市場分析:ニューノーマルへの挑戦」で調査結果を発表しました。
セキュリティ攻撃の増加とITリソースの制約がAPACの企業にとって最も重大になっています。
この調査によると、APACの企業の46%がリモートワークによるすべての脆弱性に対処するための最新のセキュリティ戦略またはソリューションを導入していません。また、43%では、ITインフラストラクチャをリモートワークに移行するためにアップグレードするためのITリソースと時間が不十分です。調査結果の概要は下記のとおりです。
- 82%は、コロナウィルス危機が終わった後も、リモートワークを引き続き拡大することを計画している。
- 75%は、リモートワークによる従来のビジネスモデルへの負荷を軽減するために、今後6か月でDXを加速する必要がある。
- 51%では、リモートワークに移行してから、1回以上のデータ侵害またはセキュリティインシデントが発生している。
- 49%では、従業員がフィッシングの増加に直面している。
- 47%は、コロナウィルスパンデミックに対処している一方、コストを削減するために、セキュリティ予算を削減している。
- 73%はオンラインセキュリティトレーニングとリモートワーカーのセキュリティ意識を向上することを計画している。
- 79%は、可視性と生産性を向上するために、ITインフラストラクチャをアップグレードする必要がある。
攻撃者はコロナウィルス危機を悪用する準備と能力があることを示しているため、リモートワーカーを保護し、効果的な最初の「セキュリティレイヤ」にすることは、ビジネス継続性を確保するために、不可欠です。企業は、ベンダの絞り込み、SaaS(Software as a Service)ベースのツールへの投資、および自動化がセキュリティ予算およびリソースの削減にどのように役立つかの評価のいずれに関わるものであれ、不可欠な管理に予算を優先的にかける方法を見いだす必要があります。
この調査結果については、「市場分析:ニューノーマルへの挑戦」を入手してください。リモートワークでビジネスを保護する方法に関する専門的な助言を得ることができます。
関連ブログ: APAC(アジア太平洋地域)に関する調査: リモートワークが普及している一方、セキュリティに対処する必要がある
原文はこちら:
Asia-Pacific Research: How companies are overcoming the security challenges in a remote world
September 22, 2020 James Forbes May