ティーからトロフィーへ:2024年バラクーダ選手権優勝者の紹介
2024年7月24日、Rosey Saini
今年のバラクーダ・チャンピオンシップに出場した156人の選手の中で、20歳のニック・ダンラップが最終的に優勝し、賞金72万ドルを獲得しました。2位はビンス・ホエイリーで、43万6000ドルを手にしました。ニックは、2023年のバラクーダ・チャンピオンシップ優勝者であるアクシャイ・バティア(当時21歳)に与えられていた、トーナメント史上最年少優勝者の称号を手にしたことになります。
「すごくうれしいです。自分の名前が歴史に刻まれるとは思ってもみなかったけれど、間違いなく名誉なことです」とダンラップは試合後のインタビューで語りました。「PGAツアーのザ・アメリカンエクスプレスで優勝した後はちょっと大変でした。少し自信を失い、また同じことができるのだろうかと不安になったのです。僕は本当に最高のチームに恵まれていて、チームに支えられています。僕を信じ、背中を押してくれるのです」
王者のプロキャリア
2021年、ダンラップは全米ジュニアアマチュア選手権で優勝し、その2年後には全米アマチュア選手権でも優勝を果たします。バラクーダ選手権以前の彼の最も注目すべき勝利のひとつは、今年初めにカリフォルニア州ラキンタで開催された2024 ザ・アメリカンエキスプレスでの勝利でしょう。この大会で彼は、第二次世界大戦以降、PGAツアーで優勝した2番目に若い選手となります。当時アマチュアであったため、151万ドルの賞金を手にすることはできず、賞金は2位のクリスティアン・ベズイデンハウトの手にわたりました。ダンラップはアラバマ大学を去り、翌週プロに転向しました。
ダンラップの逆転勝利
この週末、ダンラップはアマチュアとプロの両方で同じ年の同じシーズンに優勝した最初のゴルフ選手となり、PGAツアーの歴史に名を刻みました。逆転優勝を果たしたダンラップは、最終ラウンドで27位から驚異的な追い上げを見せました。15番ホールで55フィートのイーグルパットを決めたことで、この大会の最終ラウンドを優位に進めることができました。
ダンラップの総合スコアは49で、大会終了時点でビンス・ホエイリーに2打差をつけていました。この勝利でダンラップはフェデックスカップ・ランキング70位以内に入り、来年メンフィスで開催されるフェデックス・セントジュード選手権の出場権を獲得しました。
ダンラップは、この大会のモディファイド・ステーブルフォードのスコアリング方法(バーディーとイーグルにポイントが与えられ、ボギー以上はペナルティーとなる)のもと、チャンピオンの座を勝ち取りました。
トロフィー授与式までの間、カメラはダンラップが母親と電話で話しているところを捉えていました。
ダンラップは7月最終週にもミネソタ州ブレインで開催された3Mオープンに出場しました。
ニックのバラクーダ選手権でのハイライトは、PGAツアーの総集編でご覧いただけます。
原文はこちら:
From tee to trophy: Meet the 2024 Barracuda Championship winner
Jul. 24, 2024 Rosey Saini
https://blog.barracuda.com/2024/07/24/from-tee-to-trophy-meet-the-2024-barracuda-championship-winner