Barracuda CloudGen Firewallの在宅勤務機能(リモートアクセス)
トピック: ネットワークセキュリティとアプリケーションセキュリティ、リモートワーク
2020年3月16日、Christine Barry
バラクーダのソリューションは長年にわたりワークロードの分散とモバイルワーカーをサポートするように設計されてきました。バラクーダは、Barracuda CloudGen Firewallをリリースした数年前に、仕事の性質の変化に気づき製品へ反映しました。Barracuda CloudGen Firewallを新しい方法でファイアウォールをクラウド環境に最適化したのです。
この取り組みが必要だった理由は、ビジネスが変化しており、ビジネスの迅速性と収益性を可能なかぎり高めるというプレッシャーを受けていたためです。バラクーダを支持するPhil Sorgenによると、以前のビジネスでは、規模が大きい企業が優位でした。しかし、パブリッククラウド時代の現在のビジネスでは、対応が迅速な企業が優位です。Barracuda CloudGen Firewallは、次世代を上回る機能を実装しており、広範な分散ネットワーク、リモートワーカー、およびIoT(モノのインターネット)を堅牢にサポートしています。つまり、パブリッククラウドの迅速な採用、国内市場と新興市場に展開する支社の増加、およびSaaS(Software as a Service)ソリューションの積極的な活用をサポートするように設計されています。
コロナウィルス(COVID-19)パンデミック対策として、適切な社会距離戦略を実施するために、オフィス勤務から在宅勤務に移行する従業員が急増しています。このため、お客様がこのような従業員をサポートするBarracuda CloudGen Firewallのリモートアクセス機能を再確認するには、今がよい時期であると思われます。
通常、リモートワーカーは、オフィスにいる場合と同様、企業情報にアクセスする必要があります。必要なオプションはフィールドデバイス、アクセスレベル、および接続条件によって異なるため、バラクーダはリモートワーカーをサポートする複数のソリューションを提供しています。
CudaLaunch: このアプリケーションは、企業ネットワークへのセキュアなリモートアクセスを実装しており、BYOD(Bring Your Own Device)サポートとモバイルデバイス環境に最適です。また、Microsoft Windows、macOS、iOS、およびAndroid向けに無料で提供されており、直感的なUI(ユーザインターフェース)、およびモバイルブラウザより一貫性の高いUX(ユーザエクスペリエンス)を実装しています。リモートワーカーは、このアプリケーションによって、自社から指定されたアプリケーションのすべてにVPNでアクセスできます。このアプリケーションは、完全に自動的に設定されるように設計されており、大規模な環境を簡単に中央管理できます。
Barracuda Network Access Client: Barracuda Network Access Clientは、中央管理のアクセス制御だけでなく、エンドポイント上の高度なファイアウォールも実装しています。リモートワーカーは、複雑なクライアント設定および管理なしで、ネットワークリソースに簡単でセキュアにアクセスできます。VPNクライアントはMicrosoft Windows、Mac OS、およびさまざまなLinuxディストリビューション向けに提供されています。Barracuda CloudGen FirewallのすべてのアプライアンスがサポートするVPNクライアントの数は無制限であり、追加料金は不要です。このリモートアクセスソリューションは企業が所有するデスクトップを使用する在宅勤務者にとって最適です。
Barracuda Browser Remote Access: リモートワーカーは、SSL VPNポータルによって、指定したURLにアクセスし、ネットワーク認証情報を入力するだけで、自社から指定されたリソースにアクセスできます。また、ログインすると、権限に従ってプロビジョニングされたアプリケーションなどのネットワークリソースにセキュアにアクセスできます。このようなアクセス方法は、インターネットに接続しており、ブラウザがインストールされたすべてのコンピュータから使用できます。
Barracuda CloudGen Firewallは BYODをサポートしています。BYODは、従業員がオフィス勤務から在宅勤務に移行するにつれて、ますます不可欠になる可能性があります。調査によると、9割の従業員は自分のスマートフォンを仕事に使用しています。従業員がオフィスにいて、自社のポリシーに従ってスマートフォンを設定および制限している場合は、BYODの方が管理しやすい可能性があります。また、モバイルワーカーの過半数は、3台以上のデバイスを使用して、ネットワークファイルと企業情報にアクセスしています。Barracuda CloudGen Firewallには、このようなモバイルワーカーをサポートする CudaLaunchとBarracuda Browser Remote Accessが付属しています。Barracuda CloudGen Firewallは、企業資産のセキュリティを維持し、従業員がファイルとアプリケーションに簡単にアクセスできるようにします。実際、Barracuda CloudGen Firewallを使用する多くのお客様はCudaLaunchをBYODポリシーの基盤としています。
Barracuda CloudGen Firewallのリモートアクセスソリューションは、ワークフローに簡単に採用できます。IT部門は、ZTP(ゼロタッチプロビジョニング)を活用して、常に導入を簡単で迅速に行うことができます。Barracuda CloudGen Firewallは、多くのリモートワーカーをサポートするだけでなく、導入コストとITオーバーヘッドを最小限に抑制するために、迅速に拡張できるように設計されています。
上記の機能の詳細については、Barracuda Campusをご参照ください。セットアップと設定のサポートについては、テクニカルサポートにお問い合わせください。
Barracuda CloudGen Firewallの無料の30日間の評価機/評価版については、バラクーダのWebサイトをご参照ください。
製品のご紹介:Barracuda CloudGen Firewall
原文はこちら:
Getting to know your Barracuda CloudGen Firewall work-from-home capabilities
March 16, 2020 Christine Barry