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技術情報

[更新][Email Security Gateway] スパム定義ファイル更新によるメール滞留障害について

最終更新:9/30 (金) 午前9時48分

本障害により、多くのお客様にご迷惑をおかけしており、大変申し訳ございません。深くお詫び申し上げます。
以下、現時点での最新情報をご案内致します。

【概要】
スパム定義ファイルへの自動アップデートが実施されているEmail Security Gateway アプライアンス(物理 / Vx / パブリッククラウド版全て・以下 “ESG”)で、昨日9/29(木)午前11:30頃よりメールが中継できなくなり、機器内部にキューイングされたまま滞留する事象が、多くの機器で確認されておりました。

本障害は、昨日9/29 午後10:30頃に配信が開始された修正パッチが自動適用された機器、また本日午前6:45頃に配信が開始された最新のスパム定義ファイルへの自動更新~適用が完了している機器では、既に復旧・解決しております。

【障害発生の起因となった定義ファイル】
自動更新により、以下バージョンのスパム定義ファイルが適用されたESGで滞留事象が確認されております。

・スパム定義ファイルバージョン 3.2.3.101055 – 3.2.3.101058

【弊社対応・復旧について】
ファームウェアバージョンv8.1.03以上のESGについては、昨日9/29 午後10:30頃に配信が開始された修正パッチが順次自動適用され、問題は解決しております。
また、それ未満のバージョンのESGにつきましても、本日午前6:45頃より配信されたスパム定義ファイル 3.2.3.101075 以上への自動更新により、問題は順次解決されております。

【復旧しているか否かの確認方法】
[高度な設定] > [エネルギー充填サービス] で、スパム定義ファイル3.2.3.101075 以上に自動更新されていることを確認してください。
もし更新されていない場合は、手動での更新を実行してください。

スパム定義ファイルが3.2.3.101075 以上に更新されているにも関わらず、キューカウントが減少しない場合、[高度な設定] > [トラブルシューティング] > [バラクーダサポートセンターへのコネクションを確立] ボタンを押下して、機器のサポート接続を実施した上、ご契約のサポート窓口までお問い合わせください。

【根本原因・再発防止策のレポートについて】
恐れ入りますが本障害の根本原因については、未だ判明しておりません。
本社開発チームにより、引き続き調査が行われております。
根本原因が判明し、再発防止策が確定した段階で、本社製品チームより正式なレポートが提供される予定です。
恐れ入りますが今しばらくお待ちください。

以上、よろしくお願い致します。


———————————
本日 9/29(木)午後12:00頃より、Email Security Gateway をご利用の多くのお客様より、メール滞留障害発生のお問い合わせを頂いております。

現在判明している情報では、以下のバージョンのスパム定義ファイルが適用されている機器で滞留事象が確認されております。

・スパム定義ファイルバージョン 3.2.3.101055 – 3.2.3.101058

【復旧方法】

  1. [高度な設定] > [エネルギー充填サービス]で、既に配信が開始されているスパム定義ファイルバージョン 3.2.3.101059  以上の定義ファイルへのアップデートを実行し、キューカウントが減少するかを確認してください。

  2. アップデート完了後もキューカウントが減少しない場合、機器を再起動し、キューカウントが減少するか確認してください(再起動自体で送受信メールがロストすることはありません)。


定義ファイルの更新自体に失敗する場合や、更新完了後に機器の再起動を行ってもキューカウントが減少しない場合、[高度な設定] > [トラブルシューティング] > [バラクーダサポートセンターへのコネクションを確立] ボタンを押下して、機器のサポート接続を実施した上、ご契約のサポート窓口までお問い合わせください。

以上、よろしくお願い致します。

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