レポート: 増え続ける自動化された攻撃に関する洞察

2021.10.01

2021年9月1日、Anne Campbell

検索エンジンのクローラなどボットには有益なものもありますが、悪意のあるボットは悪質な攻撃を大規模に実行するために作られています。そして、それらの悪意のあるボットからのトラフィックは爆発的に増加しています。

バラクーダの調査担当者は、2021年の上半期に、弊社のアプリケーションセキュリティソリューションで測定されたトラフィックパターンを分析しました。彼らは、悪意のあるボットに関する調査結果と、自動化された攻撃がどのように進化しているかについて、新しいレポート「ボット攻撃：主要な攻撃と攻撃トレンド – 増え続ける自動化された攻撃に関する洞察」で紹介しています。

本レポートでは、これらの悪意のあるボットからのトラフィック量、ボット攻撃の発生源、攻撃が発生しやすい時間帯など、現在の傾向を分析しています。また、実際の事例を分析し、これらの攻撃を阻止するためにITチームが取るべき手順と使用すべき技術を取り上げています。

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悪意のあるボットにご注意ください。悪質な活動を行う高度持続型ボット（APB: Advanced Persistent Bots）からの防御 #ApplicationSecurity #Bots

ボットトラフィックの詳細な分析

バラクーダの調査では、進化するトラフィックパターン、悪意のあるボットの活動、攻撃が発生する可能性が最も高い地域に関する重要なポイントが明らかになっています。

ボットはインターネットトラフィックの約3分の2を占めており、悪意のあるボットは全トラフィックの約40%を占めています。
Eコマースアプリケーションやログインポータルは、高度持続型ボット（APB: Advanced Persistent Bots）の最も一般的なターゲットです。
悪意のあるボットトラフィックの67%は北米が占めており、そのほとんどがパブリックデータセンターから発生しています。
ボットトラフィックの大半は、AWSとMicrosoft Azureという2つの大規模なパブリッククラウドからほぼ同じ割合で発生しています。
悪意のあるボットトラフィックの22％強がヨーロッパからのものであり、ヨーロッパの悪意のあるボットトラフィックは、ホスティングサービスや住宅用IPからの発生が多くなっています。
悪意のあるボットは、標準的な就業時間に準じています。

「ボット攻撃：主要な攻撃と攻撃トレンド – 増え続ける自動化された攻撃に関する洞察」レポートを今すぐダウンロードして、最新の詳細情報、現在のトラフィックパターンに関する新たな洞察、そして悪意のあるボットや自動攻撃からビジネスを守るためのベストプラクティスをご覧ください。