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Barracuda Cloud-to-Cloud Backup for Office 365の必要性

2019年10月22日、Charlie Smith

マイクロソフトの多くのパートナーとユーザがOffice 365環境向けのバックアップおよびリカバリサービスの必要性を本当には理解していないことは明らかです。バラクーダの調査でも回答者の約40%はマイクロソフトがOffice 365環境を保護するためのすべての機能を提供していると考えています。このような理解の欠如は下記の2つの原因によると確信しています。

  • メールアーカイブデータ保護の違いを理解していない。
  • マイクロソフトの回復力の高いSaaS(Software as a Service)がすべてのデータとアプリケーションを保護すると考えている。

メールアーカイブ

マイクロソフトはOffice 365向けのメールアーカイブを提供できますが、そのサービスは機能的にもコストパフォーマンス的にも最適ではない可能性があります。マイクロソフトのアーカイブサービスは、購入するOffice 365のプランによっては、高コストになる可能性があります。 たとえば、アーカイブサービスを標準のE3以下のプランに追加する場合は、1ユーザの月額は2.3ポンド(2.5ユーロ)ですが、E3より上位のE5プランに追加する場合は、35ドル(28ポンド)(1ユーザのOffice 365の合計コスト)です。

メールアーカイブでは電子情報開示、企業コンプライアンス、およびメールデータの法的保護が実行されます。簡単に言うと、企業が送受信したすべてのメールが検索および取得できるように保存されるということです。優れたアーカイブソリューションの品質は下記のとおりです。

  • アーカイブされたメールと添付ファイルを変更および操作できない。
  • グループ化された高度な検索またはタグと呼ばれる複雑な検索によってアイテムを取得できる。
  • パージされず、必要に応じて簡単に取得できるように、検索結果を訴訟ホールドに保存できる。(この機能はコンプライアンス監査、訴訟、または関連する目的に使用される場合がほとんどです。)
  • エンドユーザは、システム管理者が設定したポリシーに従って、必要に応じて自分のメールを検索および取得できる。

コンプライアンス上の紛争と法的紛争を防止するために、優れたアーカイブソリューションを導入することをすべての企業に強く推奨します。企業は、アーカイブソリューションを導入しないと、あらゆる法的問題にさらされますが、そのリスクはメールを証拠としてアーカイブしているかどうかによって異なります。

メールアーカイブはバックアップではない

アーカイブサービスを導入していても、Office 365向けのバックアップおよびリカバリソリューションを引き続き使用する必要があります。メールアーカイブでは、特定のメールを保存および取得できますが、メールボックス全体とそのコンテンツのすべてを同じポイントインタイム(時点)にリストアできるわけではありません。下記の状況を想像してみましょう。

  • Office 365アカウントが乗っ取られ、メールボックスのすべてのコンテンツが削除され、ごみ箱が空になった。このような削除はアカウント乗っ取り攻撃ではよくあるため、攻撃の証拠があまり残らない。
  • 仕事上の重要なメールとさまざまなドキュメント(添付ファイル)を含むサブフォルダを誤って削除した。メールボックスには多くのサブフォルダがある場合が多く、このようなミスは、電話中に犯しやすいため、すぐには気づかない可能性がある。
  • 元従業員のアカウントが削除され、そのメールボックスをリストアする必要がある。このタスクをメールアーカイバで行うことは、煩雑であり、メールアーカイバ以外の複数の手順も必要である。
  • サイバー攻撃、人的エラー、または大規模な災害によってOneDrive for Business、SharePoint Online、またはMicrosoft Teamsのデータを損失した。メールアーカイブでは、このデータを保存できない。

アーカイブソリューションでは、アーカイブから特定のメールアイテムを検索および取得できますが、メールアーカイバから取得するメールアイテムを知っていても、メールボックスの構造とコンテンツを再構成する時間はあるでしょうか。昨夜または先週のメールボックスがどのようなものだったかを記憶しているでしょうか。予定表アイテム、連絡先、タスク、ジャーナルアイテムなどを損失した場合は、再構成にどれくらいの時間がかかるでしょうか。また、上記のとおり、メールアーカイブでは、Office 365内のすべてのコンテンツを保護できるわけではありません。

ディザスタリカバリ: 誰が何を行うか

マイクロソフトは、Office 365環境を常に使用できるようにする責任を負うため、障害がほとんど発生しない回復力の高い優れたインフラストラクチャを提供しています。このため、ユーザはOffice 365向けのサードパーティのディザスタリカバリサービスが不要であると考えがちです。ディザスタリカバリはマイクロソフトの責任と考えられています。

残念ながら、この考えは正しくありません。マイクロソフトはデータをサポートするOffice 365インフラストラクチャのみに責任を負います。つまり、Office 365環境内のデータには責任を負わないということです。マイクロソフトは「サービス上またはサードパーティアプリケーションで保存したコンテンツとデータを定期的にバックアップすることを推奨します。」とサービス契約に規定しています。

ごみ箱はバックアップではない

Exchange Online、SharePoint Online、およびOne Drive for Businessは、ごみ箱を実装しています。このため、このようなサービスのアイテムは、メールアーカイバなしでも、ある程度はネイティブに保護できます。しかし、ごみ箱はバックアップではありません。Office 365のごみ箱は、Windowsのごみ箱およびmacOSのゴミ箱と同様、削除したアイテムを含むフォルダでしかありません。ごみ箱は、リストアする必要があるメールまたはファイルではなく、削除したアイテムを含んでいるため、ごみ箱からポイントインタイムリカバリを行うことはできません。また、ごみ箱の最大保存期間は93日間であり、この期間が経過すると、アイテムは、パージされ、リカバリされない可能性があります。

GDPR(欧州連合一般データ保護規則)について

この問題が重要である理由は、マイクロソフトが、Office 365にデータをホスティングしており、Office 365環境を常に使用できるようにしているにもかかわらず、データを管理しているだけであるためです。つまり、データを保護する責任は、データを所有するユーザが負うということです。

データセンターまたはオフィスで運用されているExchange Server、SharePoint Server、またはファイルサーバは、優れたデータバックアップソリューションによって、ほぼ確実に保護されているでしょうか。クラウド内のデータもオンプレミスのデータと同様に考える必要があります。マイクロソフトは、プラットフォームを常に運用しますが、データのバックアップもメールのアーカイブも行いません。データを損失したユーザは、GDPRに違反したことになります。

オンプレミスのバックアップソリューションに追加料金を支払って、オンプレミスのバックアップサーバにOffice 365データをバックアップすることもできるのではないかという疑問

確かに、そのようにすることもできますが、実際、Office 365データをクラウドから取得してオンプレミスのバックアップサーバにバックアップすることは合理的でしょうか。オンプレミスのバックアップでは、Office 365にサインアップした時点で、すべてのOffice 365データとExchangeをクラウドに移行したにもかかわらず、バックアップを保存するための追加のストレージに料金を支払うことになります。また、データセンター内のExchangeとファイルサーバのバックアップを削除し、Office 365をバックアップするためのライセンスを購入する必要もあります。このようなコストと煩雑さを考えると、クラウドでOffice 365をバックアップおよび管理する方が、はるかにコストパフォーマンスが高く簡単であると言えます。

Barracuda Cloud-to-Cloud Backup

上記の理由から、Barracuda Cloud-to-Cloud Backupが必要になります。Barracuda Cloud-to-Cloud Backupはメールボックス全体、または個別のメール、連絡先などのアイテムをすべての日次リビジョン(リカバリポイント)に非常に簡単にリストアできます。また、特定の日付に正確にメールを簡単にリストア(ポイントインタイムリカバリ)できるように、増分バックアップを実行するたびに、バックアップしたコンテンツを監査および追跡します。Barracuda Cloud-to-Cloud Backupは完全にクラウドで運用できるOffice 365向けのバックアップソリューションです。

まとめ

Barracuda Cloud-to-Cloud BackupによってOffice 365データを統合的にバックアップする必要があります。GDPRコンプライアンスではビジネスと従業員を保護するためのソフトウェアとポリシーを導入することが義務付けられています。ビジネスと従業員を最も包括的に保護するには、アーカイブソリューションとバックアップソリューションの両方を導入する必要があります。

Microsoft Cloud内のデータはデータセンター内またはオンプレミスのデータと同様です。つまり、バックアップおよび保護する必要があるということです。

Office 365のバックアップとアーカイブの違いの詳細については、このホワイトペーパーをご参照ください。

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原文はこちら:

The need for Barracuda Cloud-to-Cloud Backup for Office 365

October 22, 2019 Charlie Smith

https://blog.barracuda.com/2019/10/22/the-need-for-barracuda-cloud-to-cloud-backup-for-office-365/

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