リモートワーカーが増加しているため、Office 365のバックアップ戦略がカギになっている

2020.09.30

2020年9月22日、Anastasia Hurley

在宅勤務する従業員が非常に増加しているため、プロセスの約半数は変化しています。企業のワークフロー（すべてのドキュメント、メモ、および会話）は、ほぼ完全にオンラインになっています。ビジネスデータのすべてを確実に保護することは困難な可能性があります。

データバックアップは、これまで以上に不可欠になっています。新しいワークフローで生じるビジネスコミュニケーションと企業データのすべて（週40時間xすべての従業員）を保護する必要があります。

企業は自社のバックアップにどの程度の自信があるでしょうか。また、企業のバックアップ関連の主な懸念は何でしょうか。

リモートワーカーはデータをどこに保存しているでしょうか。リモートワーカーは、オフィスにいないため、ローカルドライブ、または未承認のファイル同期および共有アプリケーションに保存している可能性があります。
従業員はSharePointとOneDriveを以前より使用しているでしょうか。また、このようなアプリケーションのファイルをどのように保護しているでしょうか。
Microsoft ExchangeとMicrosoft Teamsは、どうでしょうか。また、バックアップを行っており、ビジネスメールをアーカイブしているでしょうか。
デーアックアップは、常に使用およびアクセスできるでしょうか。また、必要なデータを迅速に検索およびリストアできるでしょうか。

リモートワーク向けのさらに優れたバックアップ戦略を構築する

従業員が、ノートPCだけでなく、バックアップ先にもビジネスデータを確実に保存していることが重要です。このような保存を行うための一つの方法は、SharePoint、OneDriveなど、企業が承認した共有システムにすべてのビジネスドキュメントを保存することを義務付けるポリシーの作成です。この方法では、ノートPCに障害が発生しても、リストアできるコピーがあります。

次の手順は、企業のIT部門がSharePointおよびOneDriveコンテンツをマクロとミクロの両方のレベルで確実にリストアできることです。マクロのレベルでは、SharePointまたはOneDriveサイトの一部またはすべてをリストアできると、IT部門の時間を節約し、不特定の期間、SharePointまたはOneDriveを使用できないという従業員の不便を回避できます。マイクロソフトのネイティブな機能では、部分的なリストアを行うことはできません。つまり、サードパーティのバックアップソリューションを導入していない場合は、余分な時間がかかり、リストアが複雑になります。ドキュメントを共有の場所に保存するように従業員に推奨している場合は、すべてのデータを常に使用できるようにすべての従業員にプレッシャーをかけていることになります。

ミクロのレベルでは、IT部門は紛失したドキュメントを検索しようとする従業員を非常に簡単に支援できます。ドキュメントを検索するには、ドキュメントについて、どの程度の情報が必要でしょうか。ほとんどの場合、従業員は紛失したファイルの正確な名前を知りません。また、ファイルが4月または5月の予算に関するExcelスプレッドシートであることしか知らない可能性があります。このようなドキュメントを迅速にリストアできると、従業員の時間を節約し、ビジネスを引き続き円滑に運営できます。

コラボレーションと情報共有の最も重要なアプリケーションはメールであるため、メール情報を確実にバックアップしている必要があります。連絡先とカレンダーを置き換えるには、どの程度の時間がかかるでしょうか。また、メールのみに保存されているレポート、メッセージ、および他のドキュメントの重要性は、どの程度でしょうか。

リモートワークによって、このような日常の会話はMicrosoft Teamsなどのアプリケーションに置き換わっています。オンラインのコラボレーショングループとワークチームは非常に効果的であるため、多くの企業にはコミュニケーションを円滑にするための非常に多くのグループがあります。チャットメッセージの保存はやりすぎかもしれませんが、誤削除したプロジェクトチームをリストアする必要がある場合は、Microsoft Teamsのファイル、およびグループ内のユーザをバックアップすると、多くの時間を節約し、不要なストレスを抑制できます。

バラクーダのソリューション

バラクーダは上記の状況のすべてに対処するためのデータ保護ソリューションを提供しています。最近の成功事例の一つはビジネスとITの資格をグローバルに提供しているNCC（NCC Education）です。最近、NCCはメールセキュリティ、バックアップ、およびアーカイブ戦略を大幅に見直しました。NCCが以前のソリューションに抱いていた主な懸念の一つは、サーバのリストアに丸1週間かかり、ITによるハンズオンに多くの時間が必要であることでした。NCCはバラクーダのソリューションによってファイルまたはメールを5分でリストアできることを評価しています。また、従業員が削除したSharePointおよびOneDriveファイルを1回のクリックでリモートからリストアできることが重要であると述べています。

上記の機能によって、SharePointとOneDriveに作業データをバックアップするように従業員に推奨し、バックアップをリモートから使用できるようにし、必要なデータを迅速に検索およびリストアできるというバックアップ戦略が確実に成功します。

わずか数分で実行できる使いやすいOffice 365ソリューションであるBarracuda Cloud-to-Cloud Backupによって、自社を保護し、フラストレーションを抑制しましょう。

NCCの事例へのリンク: https://assets.barracuda.com/assets/docs/dms/NCC_Education_A4_1-0-cs.pdf

原文はこちら：

With remote workers, your Office 365 backup strategy is key

September 22, 2020 Anastasia Hurley

https://blog.barracuda.com/2020/09/22/with-remote-workers-your-office-365-backup-strategy-is-key/