【Backup障害: 復旧済】BBSアプライアンス – クラウド間 通信障害
最終更新日:2022/7/4
表記、昨日6月1日午後1時10分頃から障害が発生しておりましたが、昨日6月2日午後21時45分に復旧致しました。
ご不便をお掛けし、大変申し訳ございませんでした。
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【発生日時】
2022年6月1日 午後1時10分頃~
【復旧日時】
2022年6月2日 午後21時45分頃~
【事象】
・BackupのWeb管理画面(Cloud Control)ダッシュボードの[システム動作状態]に警告が表示される(ポート80/443通信不可)
・新規設定・設定変更が機器に反映されない
・クラウドへのデータレプリケーションができない(アプライアンス側の送信キューに滞留する)
【影響(復旧済)】
新規機器設置時の影響
・リンキング後に、機器に設定を投入することができない。
(リンキング自体は可能)
【残っている可能性のある影響】
・設置済機器
-通常時と比較して機器側にキューが多く滞留している状況のため、収束までにはさらに時間がかかる可能性が御座います。
多くの機器で以下のようなサービス影響が発生する可能性がございます。
・Cloud Control上でのレプリケーション警告表示およびレプリケーションアラート通知の発生
・Cloud Controlのリストアブラウザで直近のリビジョンの表示がされない
→リストア・ダウンロードはローカルUIから実行ください。
・バックアップ/リストアレポートの表示遅延、レポートメールの不達
・統計情報の同期遅延
-機器からクラウドへのバックアップレポートの送信が遅延する可能性がございます。今すぐバックアップの実行からしばらくしてもクラウドGUIにレポートが表示されない場合、ローカルUIのバックアップレポートで進捗、結果確認を実施ください。
【原因】
本障害の原因は、BBSクラウド内の統計情報・レポートに関連するデータベースの障害でした。
これにより、クラウド内で処理待ちデータの滞留が発生し、副次的にクラウド内サーバでのリソースの逼迫が起こり、BBSアプライアンスからの接続を受け付けない状態となり、上記影響が発生しておりました。
【対策】
弊社では今後同一の障害が発生した場合、速やかに復旧対応を行えるよう、今回障害が発生したデータベースに関連するモニタリング・ロギングの追加を実施致しました。
また、日本リージョンのBBSクラウドにおいては、耐障害性の強化、ならびに可用性の向上のため、クラウドのサーバーリソースの増強も既に実施されております。
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