Office 365のバックアップが、かつてないほど重要になっている – PART 1
トピック: Barracuda Cloud-to-Cloud Backup、コロナウィルス(COVID-19)、データ保護、リモートワーク
2020年3月23日、Anastasia Hurley
コロナウィルスの感染拡大によって、数百万人が初めて在宅勤務を始めました。Office 365は、リモートワーカーとモバイルワーカーを想定して開発されているため、今回の事例に最適です。アプリケーションは、オンラインでダウンロードまたは使用でき、サブスクリプションは複数のインストールとモバイルアプリをサポートしており、アプリケーションごとの共有機能によって、コラボレーションは簡単です。また、現在のように大きな変化の時期には、従業員が使い慣れたツールを使用することに大きな価値があります。つまり、オフィスで使用していたものと同じOffice 365を使用できるということです。
Office 365プラットフォームは非常に多くのアプリケーションを含んでいるため、多くの従業員が仕事のほとんどをこのスイート内で完全に行うことができます。IT部門は導入および使用しやすいこのプラットフォームを好んでおり、マイクロソフトはオンラインアプリケーションを常に更新しています。それでも、データを保護するには、下記を行う必要があります。
- アプリケーションとユーザをマルウェアから保護する。
- データをバックアップする。
Office 365データをバックアップする理由
在宅勤務によって、ファイルにアクセスし、ファイルを保存する従業員の通常のパターンが乱れる可能性があります。Office 365は OneDrive for Businessを含んでいるため、ユーザはファイルを保存、同期、および共有する 1TBの領域を所有しています。OneDriveはデスクトップクライアントから簡単にアクセスできるクラウドストレージアプリケーションです。管理者は、OneDriveドキュメントライブラリにデータを保存するように、リモートデバイスを設定できます。このライブラリは企業の OneDriveアカウントに同期します。このため、管理者は、データにアクセスし、データを管理し、Barracuda Cloud-to-Cloud Backupにデータをバックアップできます。
職場でOffice 365を使用していた従業員は、リモートワーカーとモバイルワーカーを念頭に置いて構築されているため、これらのアプリケーションをりようしてホームオフィスに簡単に移行できます。
現在、多くのユーザは Microsoft Teamsを使い慣れてきています。Microsoft Teamsの使用率は過去数週間で 40%上昇しています。Microsoft Teamsが職場の永続的なチャット、ビデオ会議、ファイルストレージ、およびアプリケーション統合を組み合わせたコミュニケーションおよびコラボレーションプラットフォームであることを考えると、この上昇は当然です。
Office 365はイントラネットアプリケーションである SharePoint Onlineを含んでいます。ユーザは、SharePoint Onlineによって、ドキュメントの管理、ワークフローの作成、プロジェクトの管理などを行うことができます。
リモートワーカーのコンテンツを中央管理の場所に保存することは重要です。重要な仕事内容をリモートワーカーのラップトップのみに保存する状況には陥らないようにする必要があります。
IT部門は、データを共有および保存するようにリモートワーカーをトレーニングするだけでなく、サードパーティのバックアップソリューションにデータをバックアップする必要もあります。Office 365データのバックアップには、複数の理由があります(下記のMicrosoftサービス規約の一部であるという事実を含む)。
マイクロソフトはサービスの動作を維持するように努めますが、すべてのオンラインサービスは中断または停止する場合があります。したがって、マイクロソフトは結果として生じる可能性があるいかなる中断と損失にも責任を負いません。サービスが停止した場合は、保存したコンテンツとデータを取得できない可能性があります。サービス上に保存したコンテンツとデータを定期的にバックアップするか、サードパーティのアプリケーションまたはサービスで保存することを推奨します。
バックアップを簡単に管理できることも非常に重要です。リモートからデータを管理およびリストアできますか。IT担当者が領域を追加する、レポートに目を通す、またはデータのリストアなどの日常業務を行うために、オフィスに行くことがないようにする必要があります。現在はネイティブな保存ポリシーまたはデータ領域について心配する必要がある悪い時期です。
Barracuda Cloud-to-Cloud Backupの機能
下記のアプリケーション内のデータのすべては、サードパーティのバックアップソリューションにバックアップする必要があります。Barracuda Cloud-to-Cloud Backupは、このために開発されており、無制限のストレージと保存、および完全な機能のオンラインリモート管理コンソールによって、下記のOffice 365データをバックアップします。
- Exchange Online: すべての添付ファイル、およびユーザごとのメールボックスのフォルダ構造全体を含むすべてのメール
- OneDrive for Business フォルダ構造全体を含むドキュメントライブラリ内のすべてのファイル
- SharePoint Online: 下記のいずれかのドキュメントライブラリ、サイトページライブラリ、および画像ライブラリ内のファイルとフォルダ
- 最新のチームサイト
- コミュニケーションサイト
- チームサイト
- 発行サイト
- Wikiサイト
- Microsoft Teams: すべてのメール、カレンダー、サイトデータ、およびグループメンバーシップに関連付けられたチーム内で共有されているファイルデータ
Barracuda Cloud-to-Cloud Backupは、サインアップから最初のバックアップまで10分未満でリモートからセットアップできます。無料の評価機/評価版が提供されています。
製品のご紹介:Barracuda Cloud-to-Cloud Backup
原文はこちら:
It’s never been more important to backup Office 365
March 23, 2020 Anastasia Hurley
https://blog.barracuda.com/2020/03/23/its-never-been-more-important-to-backup-office-365/