レポート: Office 365バックアップの現状
トピック: データ保護、Office 365セキュリティ
2021年3月25日、Anne Campbell
現在のパンデミック中のリモートワークへの世界的な移行によって、Office 365データの保護に関連する課題が増加しています。
バラクーダは、Office 365、データセキュリティ、バックアップとリストア、SaaS(Software as a Service)ソリューション、およびさまざまな関連トピックに関する現在の意見と視点を収集するために、米国、EMEA(ヨーロッパ、中東、およびアフリカ)、およびAPAC(アジア太平洋地域)のIT意思決定者を対象に調査を実施することを独立系市場調査会社であるCentropyに委託しました。また、新しいレポートである「Office 365バックアップの現状」で調査結果を発表しました。
この調査に回答したIT意思決定者は企業のクラウドインフラストラクチャを担当する1,828人の役員、一般社員、および部門管理者です。また、従業員50人以上の企業に勤務しています。
Office 365バックアップに関する主要な分析結果
このレポートからは、Office 365データを保護する企業が直面している課題、およびこの分野の懸念と優先事項に関する下記の4つの重要な点が明らかになっています。
外部攻撃と内部攻撃、および損失からデータを保護することは重要な問題である。
企業はマイクロソフトのネイティブな機能に含まれていない細やかなリストアなどの機能を求めている。
- 回答した企業の77%はMicrosoft Exchange、SharePoint、Microsoft OneDrive、およびMicrosoft Teamsの細やかなリストアが重要であると回答している。
- 79%はメールボックスを別の場所またはユーザにリストアする機能を求めている。
データ保護はセキュリティと規制の両方の問題である。
- 回答した企業の69%はデータが地域(所在地)外にバックアップされることを懸念している。
- 10分の7以上はデータプライバシー要件の遵守を懸念している。
企業は迅速で簡単に動作するSaaSソリューションを希望している。
- 回答した企業の74%はハードウェアとソフトウェアのメンテナンスが不要なOffice 365向けのSaaSバックアップが重要であると回答している。
- 約10分の8は新しいデータ保護ソリューションのサインアップ後すぐに最初のバックアップの実行を開始する機能を求めている。
「Office 365バックアップの現状」を今すぐ入手し、Office 365の保護に関する最新の分析結果の詳細をご参照ください。
原文はこちら:
Report: The state of Office 365 backup
March 25, 2021 Anne Campbell
https://blog.barracuda.com/2021/03/25/report-the-state-of-office-365-backup/