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SMBの役員はセキュリティプロフェッショナルが近づかない危険な領域にリモートから性急に足を踏み入れている

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トピック: コロナウィルス(COVID-19)リモートワーク

2020年6月2日、Mike Vizard

現在、従業員の多くが在宅勤務しているため、当面、多くのSMB(中小企業)は注意を払う可能性が高いです。

コロナウィルス(COVID-19)パンデミックによって、すべての規模の企業が在宅勤務に迅速に移行しました。おそらく、企業が、オフィススペースの賃貸契約を更新せず、コストを削減しようとしているため、多くの従業員はオフィスに戻らないでしょう。

問題はSMBの経営者のほとんどが現在直面しているリスクを十分には理解していないことです。Alliant Cybersecurityが従業員500人以下の企業の507人の役員を対象に実施した調査によると、回答した企業の約5分の1(22%)は、セキュリティ攻撃を軽減または防止するための明確なポリシーを導入せずに、リモートワークに移行しています。また、13%はセキュアに在宅勤務する準備を行っていません。

Alliant Cybersecurityの調査によると、回答した企業の10%は攻撃を受けることが時間の問題であると懸念しています。また、17%はリスクが増大する中でビジネスを運営していると感じており、13%はすでに1回以上の攻撃を受けていると意識しています。

興味深いことに、Alliant Cybersecurityの調査によると、回答した企業の半数以上は、現在のパンデミックの前は、定期的な在宅勤務を許可していませんでした。にもかかわらず、45%は攻撃を軽減する能力に非常に自信があり、45%は多少は自信があると述べています。

セキュリティプロフェッショナルからの異なる観点

ITプロフェッショナルは上記の自信を評価するかもしれませんが、バラクーダがセキュリティプロフェッショナルを対象に実施した最近の調査によると、約半数(49%)はリモートワークによって今後1か月間にデータ侵害またはセキュリティインシデントが発生すると予測しています。ほぼ同数(46%)は、コロナウィルスロックダウンの中でリモートワークに移行してから、セキュリティ上の懸念を抱いています。

Alliant Cybersecurityの調査によると、回答した企業の21%はセキュリティへの投資を増加する必要があると考えており、24%は攻撃対応計画の作成を予定しています。4分の1(25%)は、企業を攻撃から保護するために、明確なリモートワークポリシーを導入しています。

セキュリティの観点から考えると、Alliant Cybersecurityの調査結果は失望を感じるものです。多くのSMBの役員が攻撃を受ける可能性が非常に高いことは明らかです。賢明なセキュリティプロフェッショナルは、最善の結果を期待しているかもしれませんが、個人的には最悪の事態に備えています。おそらく、かなりの人数は転職を検討しているでしょう。企業の役員がリスクレベルを理解していない場合は、セキュリティプロフェッショナルがすべての攻撃に対処するために情熱的に結集することは困難になります。結局、セキュリティプロフェッショナルが意欲を喪失することは避けられません。

もちろん、SMBが役員の注目を集める攻撃を数回は受けることは避けられません。実際、ほとんどのSMBの役員は自分たちが悪い例にならないことをひそかに願っています。ほとんどのセキュリティプロフェッショナルは同じことを積極的に祈っています。結局、多くのセキュリティプロフェッショナルは、公正かどうかはともかく、責めを受ける可能性が高いためです。

原文はこちら:

SMB execs remotely rush in where cybersecurity pros fear to tread

June 2, 2020 Mike Vizard

https://blog.barracuda.com/2020/06/02/smb-execs-remotely-rush-in-where-cybersecurity-pros-fear-to-tread/

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