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【コロナ時代の】法人向けWeb構築お勧めパターン【2020年度版】

【コロナ時代の】法人向けWeb構築お勧めパターン【2020年度版】 のページ写真 1

こんにちは。吉政創成の吉政でございます。今回は「【コロナ時代の】法人向けWeb構築お勧めパターン【2020年度版】」について解説します。

新型コロナウイルスにより定着する省接触型のライフサイクル

新型コロナウイルスにより市場も大きく変えられようとしています。新型コロナウイルスはワクチンが開発されれば終息すると思われている方もいますが、そもそもパンデミック型の新型ウイルスはほぼ10年ごとに発生しています。

2003年にはSARS、2012年はMARS、2015年にはジカウイルス、そして、2020年は新型コロナウイルスCOVID-19の感染が広がっています。すでに多くの人がご存じの通り、COVID-19には亜種が派生しており、今もCOVID-19は進化を遂げようとしています。皆さんがよくご存じのインフルエンザも複数の種類に進化しており、毎年多くの方が打たれているインフルエンザワクチンも1種類ではありません。専門家の方が毎年、次回の流行を予測してワクチンを開発して、普及させています。

つまり、人間とウイルスとの戦いは鼬(いたち)ごっこであり、いくら人間の医療が進化しても、ものすごいワクチンを開発しても、ウイルスはさらに進化して、脅威をもたらすのです。

特に今回のCOVID-19は感染後の発症までの期間が長く、重症化の期間が短いということで、人類がクラスタを見つけた時には、すでに感染が広がっていることも多く、世界的な流行になっています。このCOVID-19によって、多くの人が強いられたのが省接触型の生活スタイルであり、なるべく人と接しないようにしていた地域が抑え込むことに成功しています。しかし、省接触型を解けばすぐに感染が広がります。そういう意味でもCOVID-19との戦いは長期化するといわれており、必然的にこの省接触型の生活スタイルは日本にも定着していきます。

それによって、ビジネスにおいては以下の様な変革が起こると考えています。

・対面式営業の縮小(受注までの対人プロセスの縮小)
・Webマーケティングによる短い期間でのリードジェネレーションの実現

対面営業が必要な業種の場合ですが、既存のお客様に対してはオンライン会議等の対応で進んでいくのである程度問題ないと考えています。問題なのは新規受注です。最初からオンラインでの対応だと、なかなか信頼を築きにくいため、受注に至る確度は低くなると考えています。そこで多くの企業は、なるべく有利な状況で対面営業にこぎつけ、提案活動を行いたいと考えるはずです。その為に必要なのがWebマーケティングによる短い期間でのリードジェネレーションの実現になります。これは対面式営業が不要な業種でも、Webマーケティングによる短い期間でのリードジェネレーションの実現は必要になります。

求められる短い期間でのリードジェネレーションとは

細かいことを解説すると業種ごとに変わってくるのでここでは本質のみ解説します。COVID-19によって、多くの企業が情報公開を強化し、Webでいつでも情報が取れるようになりました。営業マンを呼んで情報収集をすることもなくなりました。結果的にお客様が導入検討をするための情報収集に時間がかからなくなったのです。つまり、お客様の判断基準を満たした情報をより的確に公開している会社が、商談を有利に進められるようになったということなのです。これにより、お客様の目も肥えていくので、より良質なコンテンツが求められるようになるのです。コンテンツが弱い会社は、短い期間でのリードジェネレーションのサイクルには付いて行けません。さらに、この後に起こるのは情報過多による食傷感です。的確な内容と量が公開されていないWebサイトは、離脱率が上がるはずです。かといって、コンテンツの量が多くないと、検索順位が上がりません。この時代で求められるコンテンツの構造は以下になるはずです。

【コロナ時代の】法人向けWeb構築お勧めパターン【2020年度版】 のページ写真 2

これを商材ごとにコンテンツ化すると、検索者に合わせた、誘導コンテンツが検索エンジンにかかり、コア情報に誘導しやすくなるはずです。周辺の誘導コンテンツの例は、コラムや事例、セミナーなどが該当します。これを競合他社より多く展開した企業が検索エンジンの上位に位置され、より良質のお問合せを多く獲得できるというわけです。Web担当者はより良質なコンテンツ制作に忙殺されるのが今後の成功パターンになるというわけです。

短い期間でのリードジェネレーションを実現するためのおすすめの構築例【2020年度版】

Web担当者がコンテンツ制作に集中でき、かつ検索順位をより上げやすい燃費の良い、安全なお勧めの方法をご紹介します。ポイントは以下になります。

  1. 技術者がいなくてもコンテンツ更新が行えるCMSを採用する
  2. SEO上重要な「高速化」を低コストで実現する
  3. コンテンツ以外の管理はマネージドサービスを使う
  4. セキュリティ面もマネージド化するべくSaaS型のWAFを採用する

このポイントに沿って、2020年のおすすめの構成を考えると以下になります。COVID-19時代

CMSはWordPressを採用

CMSは好みの分かれるところではありますが、何といっても圧倒的な海外及び日本のシェアがあります。詳しくは「CMS シェア」で調べるといろいろデータが出てきますが、全CMSの中でWordPressの世界シェアは60%、日本シェアで80%というのが正確なところです。2位の5倍以上のシェアなので圧倒的です。まれにOSSのCMSを排除した商用OSSシェアの調査データが存在しますが、現在、市場の95%以上がOSSのCMSで占められているので、OSSのCMSを排除したには意味がありません。シェアが高いということは、それだけ評価が高いということでもあり、常に開発が進んでいるということでもあり、万が一の時の救済措置も期待できるので、お勧めです。

WebセキュリティはWAF-as-a-Serviceのサービスを採用

現時点におけるセキュリティ対策は全方位対応です。サイバー攻撃は穴を確実に攻撃するからというのもありますが、万が一の訴訟の際も企業がどこまで対応したかで賠償額も変わってきます。一般的に知られているセキュリティ手法を採用していなければ、万が一の時の信用も落ちかねません。そういう意味では、実行環境やWordPressをマネージド委託して、常に最新版を保つのも重要ですが、WAFを使った防御をおざなりにしてはいけません。しかもWAFの運営も委託できるSaaS型のWAFを私はおすすめします。コロナ時代のWebは極力外注して、Web担当者がコンテンツに注力できる環境が必要だからです。さらに、WAFのエンジンは全世界でシェアを持ち、国内でもサービスを提供しているものが良いです。サイバー攻撃は全世界で起こっているので、いろいろなパターンを吸収している世界で経験を積んだWAFが良いと思っています。その上で、日本企業がSaaS提供していると、万が一のサポートも日本語で受けられるので、運用もスムーズだと思います。そう思いませんか?

まだご存じない方もいるかもしれませんが、バラクーダネットワークスのWAFテクノロジを搭載したSaaS型のWAFをJBサービス株式会社が提供しています。バラクーダネットワークスのWAFは国内外で高いシェアと技術を頂いており、お勧めです。

興味がある方は以下のページをぜひご覧ください。
https://www.barracuda.co.jp/products/waf-as-a-service/

高速実行環境はKUSANAGIを採用

CMSの高速実行環境としては、ほぼKUSANAGI一択になってしまいました。初版リリース後、5年が経ち、全世界で4万台が累計稼働しており、約30の主要クラウドで標準稼働します。ライセンス料金は無料で10倍程度高速化します。トップシェアのWordPressの弱点は、コンテンツの量が増えると、動作が重くなることです。KUSANAGIを導入するだけで、コンテンツを管理しやすい高速CMSが実現できるのでお勧めです。SEOにもかなり効果があります。

WordPressとKUSANAIのマネージドを採用

WordPressとKUSANAGIのマネージドサービスをKUSANAGIのメーカーであるプライム・ストラテジーが提供しており、ホスティングサービスも何社か存在しています。これらのサービスに委託することで、お客様はコンテンツ制作位に専念できるのでお勧めです。

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